【腹筋運動は正しいやり方で!】間違った腹筋運動はかえって腰痛の原因に
『腹筋が弱いと腰痛になりやすい』、
『腹筋は他の筋肉よりも回復が早いので
毎日、腹筋運動を行っても大丈夫』等、
腹筋に関する言葉をよく耳にします。
整体院プラスワン。に腰痛で
お見えになる方の中には
腰痛予防のために腹筋運動を
日課になさってらっしゃる方も
少なくありません。
しかし、本当に『腹筋が弱いと腰痛に
なりやすい』のでしょうか?
腹筋が強いと思われるアスリートの方にも
腰痛で悩んでいる方はいらっしゃいます。
腹筋が弱すぎると背筋とのバランスが崩れたり
内臓下垂が起こったりして腰痛の原因に
なる事はあると思いますが、
そこまで集中して腹筋を鍛える必要はないと
整体院プラスワン。では考えてます。
また、多くの方が腰痛予防のために行っている
腹筋運動にも腰痛を引き起こす要因が
見受けられます。
具体的にはトップの写真のように
つま先を固定して
上半身を起こす腹筋運動ですが、
このやり方では腹筋だけではなく
大腰筋(腰の筋肉)や大腿四頭筋(太ももの筋肉)が
働いてしまい、目当てとしている腹筋への
刺激は逃げてしまいます。
このタイプの腹筋運動を毎日、何回も行えるのは
いろいろな筋肉が運動に参加しているためです。
真ん中の腹筋である腹直筋に関していえば
仰向けに寝た状態からお臍をのぞき込むくらいが
最大収縮になり、それ以上上半身を起こす必要は
ありません。
腹筋を的確にトレーニングする運動としては
「クランチ」という種目が最適です。
椅子や机に脚を乗せ股関節と膝関節を
ほぼ直角に曲げてお臍をのぞき込む腹筋運動です。
このクランチのやり方についても
いくつかの注意点があります。
起き上がる時に頭の後ろで手を組む方法で
行ってしまうと、腹筋が疲労してきたときに
手の力でお臍をのぞき込もうとしてしまいます。
そのようにしてしまうと手の力によって
頸の周辺を痛めてしまう可能性があります。
手は胸の前でクロスして行うやり方が
おススメです。
イラストのように手を膝に向けて
移動させる方法もおすすめです。
ただ、イラストでは背中が真っすぐになってますが
腹直筋を正しく収縮させて鍛えるためには
背中が丸くならなければなりません。
大腰筋が運動に関与せずに的確に
腹直筋を鍛えることが出来る
クランチですが、それでもある程度は
大腰筋が運動に加わってしまいます。
整体院プラスワン。でおススメしている
腹筋運動のやり方は「だるまクランチ」と
呼ばれる腹筋運動法。
やり方は右足の裏と左足の裏を合わせて
足を◇型にして行うクランチ。
この方法でクランチを行うと
大腰筋がまったく関与せず、
腹直筋のみに刺激を送ることが出来ます。
整体院プラスワン。では通常のクランチと
「だるまクランチ」を実際に行っていただいて
刺激の強さを実感していただいてます。
週に1日か2日、10回3セット位を
目安に行うことがおススメです。
もう一つ、多くの方が起き上がる時に
力を入れてスタートポジションに戻る時は
脱力してしまいますが、筋力運動を
行う際は筋肉を縮める時も筋肉を
伸ばすときにも力を抜かないことが
大切になります。
最近は見かけることが
少なくなりましたが
足を伸ばして行う腹筋運動は
腰椎にストレスがかかってしまうので
行ってはいけません。
以上、整体院プラスワン。が院内で
お伝えしている、安全な腹筋運動法に
ついて紹介しました。
腰痛予防の参考になさってください。
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